
2020東京オリンピックから正式種目に選ばれたサーフィンなんですが、いまいち見かたや楽しみ方が分からない…と言った方の為に見所や採点ルール、技の名前や楽しみ方を知って頂きたいと思います。
目次
- サーフィンの採点のしかた。
- ライディングパフォーマンス。
- 日本代表の選手紹介。
1.サーフィンの採点のしかた。

サーフィンと言うスポーツはトーナメント方式で行われます。1ヒート2人〜5人で試合をします。
そして4人のジャッジが採点をします。一度のライディング(波に乗ること)で波の大きさ、波の形、ライディングの技量、全てを考慮して採点されます。
一度のライディングを最高得点を10Pointとしてジャッジ4人の内、最高得点と最低得点を省いた平均得点で評価されます。
そして1度のヒート(試合)につきベスト2ウェーブと言う決まりがあり、点数の高い2つを合わせたトータルスコアで勝敗が決まるのです。
簡単に言うと、おぉーすげ〜ってなれば点数は高いです。
例
Aジャッジ | Bジャッジ | Cジャッジ | Dジャッジ |
9.6 | 8.5 | 9.4 | 8.3 |
例ですが、採点がでました。そして最高得点と最低得点を無くした平均は8.9になります、なので1本目の点数は8.9Point。こんな形で採点を行っていくんです。
そして1番高得点のライディングが…8.9Point
次の2番目の高得点のライディングが…6.7
(バックスコア)と言う事もあります。
を合わせたトータルスコアが…15.60Pointとなりますよね。
その取得Point勝敗が決まり試合が進んで行きます。
実際オリンピックの際にはどんな形式で行うかは分かりませんが、トーナメント方式が取られると思いますので参加までに…
試合の前半は予選を行います、予選などでは1ヒート4人で争われ上位2名が次の予選ヒートへ勝ち進み3.4位の2名は脱落となります。
予選をおこない、1対1での通常の試合(round)繰り返してベスト16→ベスト8→準々決勝(Quality final)→準決勝(Semi final)→決勝(Final)と進んでいきます。
仮に1ヒート2人の試合の場合、
A選手が15.60Point
B選手が15.55Point
でしたらA選手は次のroundへ駒を進めてB選手は敗退になります。
採点方式と試合の進め方は何となくお分かり頂けました⁉︎
2.ライディングパフォーマンス

サーフィンの技=ライディングパフォーマンス
サーフィンを見る楽しみ方としてはこのライディングパフォーマンスだと思います。
なのでライディングパフォーマンス(技)の種類をサクッとご説明‼︎
●オフザリップ(トップターン)
こちらの技は波の切り立った所を狙い素早くサーフボードを180°方向転換(ターン)させる技になります。

この技の見所はサーフボードを切り返す際のサーフボードの角度と波の切り立ち方です。

見所Point① 画像の様に、波に対し空に刺すかの様にサーフボードを垂直にして登りターンしているかどうか?

見所Point② 赤丸で囲ってあるエリア、いかに波の切り立った所(垂直に近い所)でターンしているかどうか?
オフザリップはその2つに注目して見てみましょう。
●カーヴィングターン(カービング)
こちらの技は波の斜面で進行方向とは逆側にターンするのですが、その際にカーヴィング(えぐる)波のフェース(面)をえぐるかの様にターンする事です。
見所は…波のえぐり方と、その際に飛ばすスプレー(水しぶき)ですね。

●エアリアル(エアーリバース)
最近の世界選手の方々(日本のプロも)サーフィンで空飛んじゃうんですよね‼︎
エアリアルに関しては説明はいらないと思います‼︎
誰が見ても凄いんですよ。笑
もうスピードを最大限に付けて波の切り立った所を狙い飛びます!しかも回転させながら‼︎

●チューブライディング
ある程度の人はサーフィン=チューブみたいな感じでイメージを持たれていると思います。
こちらの技はサーフィンの技の中で最も難易度の高い物になります。
チューブとは自然が作り出す波のトンネルの事を言い、その限られた空間の中で波のスピードに合わせると言う技術が求められます。

画像のチューブとなると3〜4mくらいの波に乗る度胸も求められて来るんですよね…

こんな光景はチューブに入った人しか味わえません‼︎
プチ自慢‼︎

因みに私も奇跡的にチューブに入った事は有ります‼︎
入った時間は1〜2秒…
凄く長く感じた1〜2秒でしたね…
そして音が無音に感じました‼︎
3.日本代表選手紹介
男子代表
五十嵐カノア(いがらし かのあ)選手

村上舜(むらかみ しゅん)選手

女子代表
松田詩野(まつだ しの)選手

確定しているメンバーはこの3人で後は誰がなるかは乞うご期待です。